原稿サポートについて
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1:原稿サポートは何をしますか?
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プロの原稿期間(ネーム完成後~納品まで)に、現場監督やデジタルチーフのような仕事をします。
講座と同じ時給では先生の金銭的負担が大きすぎるので、講座と別料金で作品制作をサポートします。
料金の出し方や報告などの詳細は、「料金のご案内」をご覧ください。
大別すると以下2つのカテゴリがあります。
適任者が育つまで一時的に担当することが多いです。
手順を覚えれば誰でもできる作業(アナログ素材のデータ化など)は、在宅アシさんやご家族にやり方を教え、指導とチェックの時間をカウントします。
- 【デジタル化・クリスタ導入関係】
- スタッフの機材スペックやスキルを加味したシフト・役割分担の提案と相談
- 原稿テンプレートや原稿用オートアクションのカスタム
- 進行システムの構築、マニュアル作成
- スタッフのクリスタ指導(個人に合わせたペンのカスタムなど)
- オリジナルトーン作成指導
- リモート通話補助
- アナログ素材のデータ化指導
- 素材管理指導 など
- 【チーフ関係】
- 作業指示とチェック
- スタッフの作画指導(パースの基礎、物の対比と構造、嘘パース、先生の癖を加味したツヤベタや影など)
- 演出相談(画面の明暗や効果のアドバイス) など
2:原稿サポートの期間はどのくらいですか?
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作画へのこだわり度、先生とスタッフのスキル、機材環境など、現場によって変わります。
毎月か隔月かなど、連載頻度でも終了時期が変わります。
1回で終わることもありますし、数年かけることもあります。
序盤は、リスニングだけではわからない先生のこだわりやスタッフの様子を確認しながら、相性のいいワークフロー(手順やルール・役割分担など)を検証します。
相性のいいシステムが見つかるまで1~3回かかりますが、以降はその微調整と技術習得となり、徐々に現場を離れていき、必要なときだけの対応となります。
目安として、パソコンがわからない段階の初心者チームは、デジタル導入1回目はアシ入り前日~〆切翌日までを確保しています。
以降は〆切3日前から入る、トラブルが起きたときだけ訪問するなど、状況をみて調整します。
受講生レビューも併せてご覧ください。
デジタルペイント経験者の場合
「デジタルペイントの経験がある」「スタッフに頼れる経験者がいる」場合、現場にあわせたカスタムやシステムの提案、練習を1~4回ご一緒して終了することが多いです。
完全な初心者の場合
「パソコンはメール・検索・通販のみ」「デジタルペイントはクリスタが初めて」「連載があり定期的に原稿をする」場合、90p~180pほどの実行量が目安です。
毎月連載なら3ヵ月~半年、隔月連載なら半年~1年になります。
定型発達の方は原稿3回目、デジタルと相性の悪い方や多忙で練習時間が取れない方は6回目以降で、「できるようになってきた、見通しが立ってきた」と実感を持つ方が多いです。
その他
デジタル化指導だけでなく、スタッフの基礎的な画力に関する指導(パースやモブの絵柄改善など)もあると、上記に+2~4ヵ月かかることがあります。
3:デジタルに詳しい人がいません。チーフをしてもらえますか?
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お受けできますが、レギュラーとして在籍はできません。
あくまで正規のスタッフが育つまでの繋ぎです。
なるべく原稿サポートに支障が出ない予定を組みますが、だいたい3~5現場を並行するので、希望通りのシフトは入れない可能性があるとご理解の上、ご相談ください。
また、デジタル関係の項目を優先するため、あまり作画には参加できないと思ってください。
他スタッフさんの作画調整など、フォローがメインとなります。
4:スタッフ待遇の相談はできますか?
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私の個人的な意見でよければ、事情をお聞きしアドバイスします。
規模はお察しながらアシと作家の立場を経験したので、的外れな意見は言わないと思います。
アシの立場では、めちゃめちゃ上手い背景アシさんがパワハラで心を病み、業界を去っていく姿を見ました。
先生の気分で給与が変わり、生活できず借金する人にも会いました。
作家の立場では、作画サンプルが盗作、先生の私物を盗む、「漫画アシの時給は最低賃金基準のはずです!ネットに書きますよ!」と、成果がないのに給与交渉だけ強気など、ちょっとまずいアシさんも見てきました。
アシも先生も玉石混淆な世界ですが、理不尽は無くなってほしいと思います。
私自身もたくさんの思い違いと失敗をしてきました。
先生とアシさんがwin-winになる体制作りを目指して、できることはお手伝いします。
5:感覚でやってきたのでリモートの指示だしが不安です
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「思考の言語化」や「スタッフさんと感覚を合わせるミーティング・リテイク」のサポートをします。
「何となくやっている」ことにも、その人なりの基準とポイントは必ずあります。
できないと思い込んでいるだけで、リスニングと検証で言語化できる方は多いです。
要点を具体的に絞れれば、アシさんの技術習得は可能です。
感覚すべてを言語化しなくとも、デジタル操作を覚えて、本人がやったほうが早いものもあります。
作りたい画面とスタッフのスキル、スケジュールなどによってベストな選択は変わります。
うまく言えなくても、もやっとしたことは、とりあえず口にしてもらえると嬉しいです。
対策を一緒に考えましょう。
6:地方に訪問できますか?
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できます。訪問の日時は、毎回相談して決めます。
往復の交通費と、場合によっては宿泊費をご負担いただきます。
今まで一番遠かった講座は飛行機で行った北海道です。
原稿サポートで一番遠かったのは茨木と静岡ですが、日本全国どこでも伺います。
受講生レビューに地方の方の感想があります。併せてご覧ください。
7:作品がエログロです。大丈夫ですか?
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大丈夫です。
実写のグロを頻繁に見る必要があるときだけ、対応をご相談させてください。
『ウォーキング・デッド』は2話で挫折しましたが、資料と割り切ればいけると思います。
8: 部屋が散らかっていたり、不衛生でもいいですか?
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散らかり
不衛生でなければ、散らかりは気にしません。
ご希望の方には、「片付け業務」としてお部屋のお掃除・整理整頓・機材の設置と配線などをしています。
ただし、物量が多すぎるなど個人で対応しきない現場は、業者を経てからの対応となります。
このページの「片付け・整理整頓について」をご覧ください。
不衛生さ
ハウスダストアレルギーのため、机回りやトイレなど私も使用するエリアのお掃除をして頂けると助かります。
不潔さや乱雑さに耐性はあるほうですが、不潔すぎると少し困ります。
たとえば、トイレの床に髪の毛と石鹸カスと埃のヘドロがたまっていて、便座に原因不明のシミや汚れがはりついているような環境だと、生理現象を我慢せざるを得ません。
ピカピカにしなくてもいいので、「初対面の人も何とか使える」レベルまで、お掃除を頑張ってみてください。
多忙やご病気など、ひとりでできない方は私がお手伝いします。
プロのようにはできませんが、一般家庭の家事レベルのことをします。
道具を持参するので、あらかじめお伝えください。
私が手伝う場合は、「講座」ではなく「片付け」として料金に入ります。
このページの「片付け・整理整頓について」をご覧ください。
9:食事や宿泊などの待遇はどうしたらいいですか?
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食事・おやつ
基本的に持参します。食費も不要です。
「他のアシさんと待遇を合わせたい」「自分の分を作るついでに一緒に食べたい」「打ち上げかねて外食したい」などのご厚意は、ありがたく頂きます。
小食でパクチーと辛い物が苦手なので、ご配慮いただけると嬉しいです。
新しいことを覚えるにはエネルギーが必要です。
おやつを準備するなら、ビタミン豊富なフルーツ(フルーツは糖尿病でも大丈夫です)、脳の栄養になるブドウ糖のお菓子、眠くなりにくいナッツ系がおすすめです。
宿泊
ドア to ドアの移動で片道2時間(往復4時間)を超える場合と、一回の交通費が高額になる場合に、講座内容を加味して宿泊を検討します。
アナログ漫画の現場にはだいたい宿泊スペースがあるので基本的にそちらを使わせて頂きますが、男性のみの現場はご相談させてください。
片付け・整理整頓について
1:片づけは必須ですか?
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必要と思われる方にご提案しますが、見送っても大丈夫です。
しかし経験上、作品作りに入ってから必要に迫られて着手するより、デジタル導入期にやってしまうと後が本当に楽なので、ぜひご検討ください。
- ご病気や加齢で模様替えが出来ず、機材を置けない
- ごちゃついた作業部屋を整えたいが余裕がない
- 物が積みあがって機材のメンテや配線ができない
このようなご相談を数多く受けてきました。
ストレスの少ない作業環境には、現場の整理整頓が必要なことがあります。
「必要なモノに至る時間」はバカにならず、部屋をきれいにし、アクション数を減らし、スムーズな動線を確保すると、劇的に作業効率が上がります。
アナログ時代には、トーンケースなどの配置を見直し、トーン整理と在庫管理を徹底したことで、原稿期間を2日短縮できたこともありました。
「漫画家さんに片付けをすすめる理由」に詳細を載せています。
受講生レビューにお片付けした方の感想があります。併せてご覧ください。
2:具体的に何をしますか?
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「作業机にいて、視線を巡らせれば必要なものが見つかり、地震で怪我をしない作業エリア」を作ります。
大物家具など一人で対応できないものは、ご家族や町の便利屋さん、アシさんの臨時出動を頼むこともあります。
収納は100均グッズをメインに低支出を心がけますが、許可を得て机やラックを購入することもあります。
「おしゃれでミニマリスト」な方向ではなく、「モノを適量にして再配置する」方向です。
お片付けクラスタの基本を、ひたすら実践します。
- 動線の整理
- 断捨離の実践補助
- アナログ画材の整理整頓
- アクション数が3以内の収納配置
- 配線整理
- 地震対策
- 在庫の把握と管理方法
- 必要な設備と道具の手配
などになります。
基本の思考や行為は、以下の3つがとても近いです。
3:終わるまで何日かかりますか?
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完了までには、下見を含め数日~数か月かかります。
レイアウトから変える場合は断捨離だけの日もありますが、だいたいは原稿サポート期間に指導と片づけを並行するので、1~3か月かかることが多いです。
原稿期間外に大きな支障がないよう、区切りの良いところまで行っています。
4:業者を頼む基準は何ですか?
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物量と床の見え具合、モノの種類で判断します。
個人で対応する例
- エリアの活用率は低いが、床がそこそこ見えている
- 紙、空の容器、段ボール、服などカサカサ系のモノが多く、食べ残しなど有機系の生活ごみが少ない
- 通常のゴミ出しで対応できる
アシさんやご家族と協力することもありますが、この段階は自分たちだけで機能的な作業エリアを作れます。
モノを適量にし、維持管理しやすいレイアウトにし、様子を見て微調整します。
お片付けが苦手な方も、リバウンドせず維持できることが多いです。
業者を考える例
- パッと見で床が見えず、エリア全体が地層になっている
- 生ごみなど有機系の生活ごみが多い
- 大物家具や不用品が多く、通常のゴミ出しでは対処しきれない
このあたりが、便利屋さんや片付け業者を検討する基準になります。
基本的に、私の仕事は作業エリアの片付けです。
しかしこの段階の現場は物を搬出する動線も埋まっていることが多く、床が腐っていたり水が出ないなど素人が対応しきれないケースもあり、作業エリアの片付けだけでは間に合いません。
業者を頼まなくても、ゴミの搬出にトラックが必要なことも多いです。
私は運転免許がなく、個人の対応にどうしても限界があります。
悪質な業者さん以外は、バカにしたり笑ったりすることなく、淡々と作業してくれます。
後ろめたく思わず、苦手なことは外部に頼る選択肢をご検討ください。