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こんにちは。初心者さんのデジタル化をサポートしている南乃フリュです。
明けましておめでとうございました!
2022年、よろしくお願いします◎
私は年末からノンストップでブログ編集しています。
明日の3日から仕事が始まるので、何としても今日中に8割完成させたい…!
しかしサイトの構成を整えるのに、ブログ投稿が複数いるとわかりました。
まだ1つしか記事がないよ!?
一通りの機能を試すため、長めの記事をいくつか書いてみようと思います。
何を書こうか迷ったけど、まずは仕事に関するところから。
デジタル化で見落とされがちな「仕事場の片付けについて」です!
片付けの効果
そもそも、片付けはどれほど重要なのでしょう?
なんとなく、創作系の人にはごちゃついた部屋がふさわしいイメージがあると思います。
たとえば『うる星やつら』『犬夜叉』などで有名な高橋留美子先生は、見ようによってはごちゃついている仕事場と言えると思います。(動画は2020年4月公開のインタビュー)
伝説の先生の仕事場が散らかっているっぽいのに、お金や労力をかけてまで、私たちは片付けに取り組むべきでしょうか?
エビデンス(科学的根拠)
東大出身の収納コンサルタントである米田まりなさんは『集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発!科学的片づけメソッド37』にて、「片付けは精神論ではなく、機械的なスキル」と断言します。
(この本は筆者の持論・経験だけでなく、エビデンスをベースにシステムを説明していて、とても面白かったです)
「基本的には、文房具も含め、机の上には何も置かないほうがいい」とする彼女も、創作環境についてはこう述べています。
落ち着く散らかり具合には個人差があり、クリエイティブな作業をする際には、作業と関連するアイテムを机の上に置くと、想像力が掻き立てられます。
集中できないのは、部屋のせい。東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37
「居住空間の散らかり度合いとストレスの関係についての研究」(東京大学大学院新領域創成科学研究科 千島大樹・二瓶美里・鎌田実・2018年)によると、「散らかれば散らかるほど、ストレスは高まる」ものの、ストレスが高まるモノの量には個人差があるとのことでした。
クリエイターの例: 森博嗣先生
『すべてはFになる』『スカイ・クロラ』の森博嗣先生は、『アンチ整理術』まえがきにてこう述べています。
僕の仕事場は、かつての研究室も実験室も、今の書斎も工作室も、すべて例外なく、もの凄く散らかっている。あらゆるものがいっぱいで、整理も整頓もまるでできていない。
森博嗣は天の邪鬼である──『アンチ整理術』まえがき公開
一方で、整理整頓のコラムでは以下のように述べています。
僕の工作室で、整理・整頓が必要なものとして真っ先に思いつくのは、ネジである。(中略)ネジはその径、長さ、ピッチ、頭の形状、材質などで区別される。(中略)それぞれを使い分けるので、いつでも欲しいものが取り出せるように、区分した場所に収納しておく必要がある。
「整理・整頓」にこだわる感覚が"要注意"なワケ ベストセラー作家の散らかり放題な仕事場
整理するところと、あえて散らかしているところを、意図的に作っているのがわかります。
クリエイターの例:高橋留美子先生
冒頭で動画を紹介した高橋留美子先生の仕事場と書庫部屋は、『漫画家本vol.14 高橋留美子本』9pからカラーで全景が載っています。
ここに写真は載せませんが、撮影のため整えた部分はあるとしても、大掃除・大改造したようには見えません。
モノは多いけど床がスッキリしていて、空間にゆとりがあり、一定の法則で整頓されているのがわかります。
クリエイターの例:浜田よしかづ先生
TVアニメ化もされた『つぐもも』の浜田よしかづ先生は、ご自分のYouTubeチャンネルで仕事環境のDIYを紹介しています。
一見すると漫画家とわからないくらい、電子機器以外のモノがないスッキリした空間です。
目指す環境
片付けは、誰かの言うことを愚直に実践すれば、万人に効くわけじゃない。
「自分に合った環境にすると効果が出る」のです。
この業界には発達障害の方も多く、個人によって維持管理できるレベルがだいぶ違うので、より「自分に合った環境作り」が重要だと言えます。