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こんにちは。初心者さんのデジタル化をサポートする南乃フリュです。
Googleアナティリスクの設定ミスが見つかり、なかなかサイト公開にたどり着けないでいます。
今のうちに目ぼしいミスは減らしておきたいので、サイト公開は3月1日を目標に変えました。
マイペースが一番ですね。
そんな今日は「動画編集について」語ります◎
動画編集について
概要
私はリモート講座でSkypeを使います。
お互いの同意のもとで通話を録画し、それを復習に使って貰っています。
私が即レスできなくても、受講者さんが自力でなんとかできる範囲を広くするのが目的です。
原稿サポートの予定がずれたり、臨時の講座や移動、体調不良などで、お返事に時間を頂くこともありますからね。
私がつきっきりでいる時間を減らすことで、依頼を捌く効率を上げることもできます。
講座は45分~1時間を目安に休憩を入れるので、録画は長くても60分です。
簡単な内容なら10~15分で終わることもあります。
仮に10~15分だとしても、復習時に目当ての会話を探すのは大変です。
復習がしやすいよう、1本3~5分を目標に、より短くわかりやすく編集しています。
動画を使いまわさないの?
環境設定や筆圧検知レベルの調節など、使いまわせるものもあります。
しかし、基本的には希望者の録画をすべて編集します。
最初は、YouTubeのように不特定多数に向けたマニュアル動画を作ろうと思いました。
ですがクライアントの多くは、そういった「万人向けのコンテンツ」が合わなかった方々です。
私は原稿テンプレート・ワークスペース・オートアクション・Dropboxの構成・アシさんとの連絡手段など、クライアントに合わせてカスタムしています。
デジタル初心者さんは「自分の環境と完全に同じ配置や設定での説明だと自力できる」ことが多く、オリジナルを編集したほうが結果的に効率が良いのです。
「あのときこんなやりとりしたな」という実体験と記憶を録画の見返しで重ねることで、より上達しやすい傾向もあります。
また、説明ではクライアントの作品を使うことが多いので、権利的な意味でも使いまわしがしにくいため、頻繁に動画編集しています。
編集のレベルは?
編集時間にも報酬を頂くので、必要最低限の編集時間で済むよう、凝ったことは一切しません。笑
- 相槌、読み込み時間などの不要部分のカット
- 項目ごとに分割
- 構成の整理
- 画像やテロップの補足追加
基本的にやるのはこの4つのみです。
人気YouTuberのような凝った演出はない、そっけない動画編集です。
凝った演出をつけてレベルアップに効果があるなら頑張りますが、いまのところ必要ないと感じるので、今後もこの方針で行くと思います。
使用ソフト
Wondershare Filmora
私が使っているのは「Filmora(フィモーラ)」の「有料の永久ライセンス」Windows版です。
2015年11月より、「動画編集 プロ」から「Filmora」へ改名。シンプルなユーザインタフェースを採用し、タイトルやテロップなどのモーショングラフィックステンプレートをあらかじめ搭載しているため、初心者でも扱いやすい設計となっていることが特徴。
Filmora 動画編集 プロ(Wikipedia)
私は動画編集をコロナ禍に入ってから始めましたが、事前の知識は何もありませんでした。
Windows10標準搭載の「ビデオエディター」をちょっといじったものの、大味すぎてやりたい編集には手間がかかってしまいました。
よって「簡単にできる」ことを最優先し、ネットで評判をザッと見て「初心者でも直感的に使える」という声が多かった「Filmora」を導入しました。
使い心地
確かに直感的で、使いやすいです。
ペイントソフトに慣れている方なら、ヘルプを見なくても勘で基本的な編集はできると思います。
私自身、使い方をググったのは「画像を配置する方法」「画面の一部をトリミングして変形する方法」だけでした。
(他の動画編集アプリを使ったことがないのと、超シンプルな編集しかしないので、ざっくりレビューで失礼します)
無料版と有料版の違い
Filmoraは無料版と有料版で機能に差がありません。
その代わり、無料版には「Filmora」「試用版で作成」という透かしがデーンと入ります。
透かしを無くしたり、商用利用する場合は有料版の登録が必要なので、導入をお考えの方はご注意ください。
2022年2月現在、永久ライセンスは7,980円、1年ライセンスは6,980円です。
[法人利用とは]
Filmora>よくある質問>個人プランとビジネス(商用)プランの違いを教えてください。
ここで定義する法人(商用)利用とは、法人団体が商品及びそのサービスを宣伝・プロモーションすることを目的としてFilmora製品を利用することを意味します。
具体例:
・作成した動画を法人HPやYoutubeなどにアップすること
・集客やサービス提供・宣伝を目的とした商品マニュアルやPR映像などの作成
・放送・映像の制作を目的とした制作会社様でのご利用
・社内使用での説明資料、作業指示が目的での作成など
・法人用Youtubeチャンネルからの動画投稿、もしくは個人Youtubeチャンネルであっても法人案件ビデオやプロモーションビデオなど、法人(商用)用とみなされる動画を公開する場合
私の場合は「集客やサービス提供・宣伝を目的とした商品マニュアルやPR映像などの作成」「社内使用での説明資料、作業指示が目的での作成など」が該当すると判断しています。
「もっと安くて使いやすいアプリあるよ!」なんて声も聞こえてきそうです。笑
世の中の技術の進化は、本当に目覚ましいですよね。
iPadアプリでいいな~と思うものもありますが、永久ライセンスを買っちゃってるのと、特に不自由を感じていないので、何かしらの変化を必要としない限りこのままだと思います。笑
動画編集あるある
クライアント編
小話として、初心者さんによくある出来事を載せてみます。
本題までにトラブル発生
「モニターが真っ暗のままです」「画面共有ができません」「マイクをつないでいるのに声が届きません」「相手の声が聞こえません」といったやり取りは、ほぼ100%のクライアントと交わします。
デジタル初心者さんは、リモート打ち合わせに慣れるまで時間がかかるものです。
回を重ねると「このボタンでしたよね!?」「これか?これでいいんですね!?押しますよ!?」とドキドキしつつも確実に身についていくので、録画を見返すと「成長したなぁ」と嬉しくなったりします。
しかし編集ではバッサリとカット。動画の目的はアルバムじゃないから仕方ないですね。笑
話が逸れがち
手順の説明中「あっ、そういえば近所の猫が昨日~」など、脈絡なく話題がそれることは多いです。
私に伝えておきたいこと、聞きたいことがたくさんあるようで、子供みたいに無邪気なこともありますし、不安でいっぱいなんだなぁと感じることもあります。
漫画家さんは孤立しがちなので、愚痴ったり雑談できる人があまりいないのも理由のひとつかもしれません。
通話中は、予定の時間を大きく超えない限りふむふむと聞いていることが多いですが、編集では削除したり順番を入れ替えたりと、内容を整理しています。
あわてんぼう・せっかちさんが多い
- 「えっえっ、これ? これですか!?」と、カチカチカチカチッとついクリック連打
- 「shiftを押しっぱなし」と伝えてもすぐ指を離しちゃう
- 話の途中で早合点し「あっわかりましたー! こうですね!(カチカチッ) あっ、ならない!? なんでなんでなんで~><?? あっ、こうかな、えいっ!(カチカチカチッ) え~っできない! え~? え~? え~!??」と空回って混乱
こんな感じで、落ち着いた行動が苦手な方も多いです。
「大丈夫ですよ~。焦らず一緒に、ゆっくりやってみましょう^^」と、辛くならない範囲で、できるまで繰り返すやりとりをたくさんします。
焦ったり緊張しているとプチパニックになる半面、私とのやり取りや作業に慣れると頻度が下がるので、それまで急かさず見守るようにしています。
イメージで言うと、野良猫ちゃんが家猫の環境に慣れるまで待つのに近い感覚だと思います。
ある程度してみて頻度が下がらなかったり、リアクションや手ごたえに特徴がある場合は、生理的に苦手な作業かもしれないと判断し、別のアプローチを考えます。
私はメンタル早漏タイプなので、自分にも思い当たるせっかちエピソードがあり微笑ましい気持ちになったりしますが、克服してほしい作業以外のやりとりはまるっとカットです。笑
フリュ編
人様のことだけ言うのもフェアじゃないので、私のよくある行動も書いておきます。
無駄な口癖が多い
「で、これあの」「で、えーとこれ」「で、あのーいま」「あのー」「じゃあ例えば、えーと」「なんかあの、えーと」「その、えーと」「(よくわからない間)」……多すぎぃぃぃ!!!!!!
ちまちまカットしていくのが面倒くさいのなんのって!
しかしチリも積もれば山となる。
カットしなかった版とカットした版で比較すると「カット一択!」となる程度には多いので、口癖を直せるよう頑張ろうと思います。
コーチとしてのトークスキルが低い
「伝わる会話・文章」には、「簡潔にする」「難しい言葉を使わない」「一文は60文字以内」「ワンセンテンス・ワンメッセージ」「結論が先、説明が後」などのセオリーがあります。
文章は推敲で実践できますが、会話はヘボヘボです。
「説明がわかりやすい」と言って貰えることが多い私ですが、それは説明し慣れたものに限ります。
説明し慣れているはずなのに、単語の言い間違いもよくします。
予想外の質問、気を遣う会話、私が話したい事、雑談、テンションが上がると、途端に「。」が無くなります。
芸能人やYouTuberが編集点を意識する気持ちが身に沁みます。笑
もっと意識して場数を踏まねば~と反省が尽きません。
声が高い
「ゆっくり、落ち着いた、低い声」は人に安心感を与えます。
特に私のクライアントはせっかちさんやあわてんぼうが多いので、私の声と相性が悪いです。
しょうがない部分もありますが、「キンキンした声が生理的に苦痛」とおっしゃる方もいて、何かしら対策がいるなと思っています。
話し方を工夫するのはもちろんですが、改善に時間がかかるので、ボイスチェンジャー導入がいいのかな~と考え中です。
おわりに
クライアントには「こんなにできないの私くらいだと思います!」と自信満々におっしゃる方が多いですが、意外とそんなことはありません。
身も蓋もない言い方をしてしまうと、みんな同じくらいできてません。笑
「電源の入れ方がわかりません」
⇓
写真に印をいれて送る、電話する
「ゴミ箱でファイル管理しないんですか?」
⇓
「最初からあるアイコンだけど、ゴミを入れるところなので、取っておきたいファイルは入れないんですよ」
「右クリックってどっちですか?」
⇓
「右側のボタンです。中指が触れているほうですね」(繰り返すならマウスに色違いのシールを貼って「右」「左」と書くなど対策)
冗談ぬきで、初心者さんとはこんなやりとりを頻繁にしています。
私も慣れているので、できないことや繰り返すミスに罪悪感を感じなくて大丈夫です◎
失敗は、失敗ではなく「経験」と捉えてほしいです。
ペースに個人差はありますが、上達を実感する日は必ずやってきます。
その日が来るまで、マイペースに経験を積んでいきましょう◎
ここまで読んで頂きありがとうございました!
来てくれた皆さんが素敵な時間を送れますように(˶ᵔ ᵔ˶)