合理的配慮の対象外

2023年3月29日

QEEG検査

発達障害を検索すると高確率でQEEG検査が見つかります。

時間のない方が発達障害の「可能性を探るだけ」なら有効だと思いますが、QEEG検査だけで発達障害の診断はできませんし、サポートに必要なヒントは得られません

サポートに必要なヒントを得るには、WAIS検査MSPAなどの詳細な情報が有効です。

発達障害の検査は知能検査のWAISを始め、いくつもの検査や質問紙を組み合わせて行います。小さい頃からその傾向があることも重要ですので、親御さんからのお話を聞いたり、小中学生時代の通知表なども参考にしながら総合的に判断をし、診断をします。検査は医師ではなく臨床心理士や公認心理師が行いますが、最終的な診断は医師が行います。発達障害の診断にはかなりの時間と労力を要するのです。

木下優樹菜のADHD告白に医師が指摘「脳波でわかるわけない」正しい病院選びとは(2p目)

WAIS検査を受けたことがある場合、回答を覚えている可能性があり、正確な判断ができないことがあります。

最低でも1年以上、できれば2~3年ほどの間隔を空けることが望ましいとされています。

解説の方針は様々なので、じっくり結果を聞ける窓口を選びましょう。

どこがいいか分からない場合、相談にのります。

HSP

HSP(繊細で生きづらい人)は心理学用語であり、医学用語ではないため、正式な診断とは見なしません。

日本では2019年ごろから広まり、webの無料診断などから「自分はHSPです」と伝えてくださる方が増えましたが、多くの自己判断は間違っていることが多いです。

繊細で生きづらいことを医師に相談すると、もっと細かく症状や困りごとを検査し、ふさわしい診断が出ます。

その結果、合理的配慮が必要な場合は対応いたします。

配慮の方針

発達障害

感覚特性

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合理的配慮の詳細

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