クライアント クリスタ 講座

クリスタの通信教育について

2022年1月10日

2:返事に時間がかかる

次なる通信教育のデメリットは、お返事がとても遅いことです。

「本の内容が古い」と「本の通りにやってもできない」状態になります。
通信教育を頼む方の多くは、ネットだけではクリスタと仲良くなれない方が多いです。
溢れる情報を精査するスキルが弱い傾向にあり、トラブル解決は販売元が頼りになります。
しかしこの販売元への問い合わせは、とにかく返事が遅いのです。

なぜ遅いのか?

基本的に、販売元の問い合わせ窓口の方はクリスタの専門家ではありません
「クリスタ イラスト 講座」などで検索し1~2p目に表示されるようなメジャー講座なら、クリスタ以外にたくさんのコースを運営しているでしょう。
「○○資格」など100以上の講座があり、コスパのいい講座で儲け、その儲けでコスパの悪い講座も成り立たせています。
コールセンターはそれらすべての講座の問い合わせをまとめて受ける、事務の人にすぎません。
よって「お問い合わせを受け付けました。確認して折り返します」という対応になるのです。

  • 販売元に問い合わせ
  • 販売元がセルシスワコム、テキスト作成者などの専門家に問い合わせ
  • 専門家から返事が来る
  • 販売元が受講者にお返事

このような手順を踏むこととなり、1つの問い合わせに数日~1週間ほどかかりがちです。

さらにデジタル初心者さんは、困っていることを的確に伝える技術がまだありません。
まるで伝言ゲームのように聞きたかったことの本質がずれていき、「やっと返事が来たけど欲しい答えはこれじゃない」となりやすい。
するとまた問い合わせをし、数日~1週間ほど待たねばなりません。

「困ったことはすぐ返事がもらえる!」という謳い文句は「専門家に確認して折り返します」という返事をさします。
「困ったことはすぐ解決できる!」という意味ではないのです。

SKさんも「クリスタのインストールの説明が本と画面で違うのでわからない。どうしたらいいですか?」というトラブル解決に、約1か月かかったそうです。
さぁクリスタ始めてみっぞ! と漲っていたやる気は、この時点でだいぶ薄れていたとのことでした。

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  • この記事を書いた人

南乃フリュ

漫画イラストのデジタル化とクリスタ習得をサポートする人。
日本全国どこでも訪問。
PC・iPad・スマホ・リモート対応・原稿サポート・スタッフ育成・作業エリアの整理整頓などしています。

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